北海道考古学会だより 66号
北海道考古学会だより 66号 目次 |
事業報告 2000年度総会および研究大会略報 |
2000年度総会及び研究大会略報
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1999年度会務報告
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北海道考古学会会則の改正および監査委員の紹介 現 行 第6条 本会に次の役員をおきます。 (1)委員長 1名
改 正 (役員) (5)監査委員 2名
本論集は平成10年8月13日、ウズベキスタンとキルギス共和国国墳のレーニン峰(標高7134m)を登山中に急逝した佐藤広史(さとうひろし)氏の追悼論文集である。享年40才、あまりに早い逝去であった。 連絡先 〒985-0863 宮城県多賀城市東田中二丁目40-27-B707 本論集は好評につき、残部僅少となっております。お早めにお問い合わせ下さい。また,第二部の追悼論文のタイトル及び執筆者をご紹介いたします。(本書目次より抜粋) |
-情報紹介- 北海道考古学会1979年網走大会の頃 札幌市埋蔵文化財センター 加 藤 邦 雄 先日、机の引き出しの整理をしていたところ網走大会の記念写真を見つけた。当時の考古学会は、事務局担当の菊池俊彦さんの奮闘にもかかわらず数年前から慢性的な財政危機に見舞われ、会の運営が困難になっていた。当時の定期大会は毎年札幌で開催され、会の運営も札幌近辺の会員を中心にして行われていた。そして、会員の多くも会の運営に参画するとの気持ちより、会誌を入手するために会員登録をしているとの意識が強かったようである。そこで、発足当時から北海道で活躍をされていた会員に、北海道にきたばかりの新しい会員も加えて全道的に幹事を選任し、会の活性化をはかり建て直しをすることとなり、札幌にきて間がない私も幹事の末席に名を連ねることとなった。会運営の活性化を図る一手段として、札幌以外での定期大会の開催があげられ、1978年は故澤四郎さんの尽力で釧路市で開催された。
写真(略)
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編集委員会からのお知らせ (テーマ応募・原稿送付先)編集委員会事務局 |
北海道考古学会定例研究会からのお知らせ 平成12年6月3日(土)午後5時から、札幌学院大学A棟4階会議室におきまして、北海道教育庁文化課の西脇対名夫会員より、「マレクとアイヌ社会」について発表があった。 内容は、かつてのアイヌ社会において、産卵区域における集約的な鮭漁が女性のものであったため、男性が鮭漁から排除されていた可能性があることを指摘し、そのことから男性が本来の鮭鱒漁具でないものを用いて漁獲する努力を行い、開発されたのがマレクではなかろうかという仮説を提示し検証したものであった。 社会組織の構造と物質文化の関連において、大変興味深い発表内容で、参加者との意見交換も活発になされ、今後の研究の展開に大きな期待がもたれた。 なお、北海道考古学会定例研究会では発表者を募集しております。発表希望の会員の方おりましたら事務局までお問い合わせ下さい。 10月予定 平成12年10月7日(土)17:00~ 札幌学院大学A館4階会議室 旧石器関連の新資料を元にした発表になる予定です。 11月予定 平成12年11月4日(土)17:00~ 札幌学院大学A館 マリールイーズ・イニザン(Marie Louise INIZAN)博士 フランス国立科学研究所研究指導部長 講演の詳細未定だが、旧石器に関係するトピックを予定している。 通訳 京都大学文学部 山中一郎教授 ※都合により日程・内容等が変更する場合がございます。 研究会担当 (田口・手塚・深澤・藤井) 北海道考古学会主催遺跡見学会のお知らせ 北海道考古学会企画遺跡めぐりツアーのお知らせ 北海道立埋蔵文化財センター夏期講演会および特別展のお知らせ 新発見考古速報展「発掘された日本列島2000」および地域展,講演会のお知らせ |