2016年度の北海道考古学会月例研究会は，下記の日程で開催予定です。詳細は随時ホームページで紹介します。多くの方々のご参加をお待ちしております。（会員以外の方や学生もご参加いただけます。）

※事前申し込み・参加費不要

※会員の皆様で月例研究会での発表を希望する方は，北海道考古学会事務局（hokkaidokoukogakkai@yahoo.co.jp）までご一報ください。一回で2〜3名まで発表可能ですので，すでに発表がエントリーされている日程でもお気軽にお申し出ください。

【第1回】2016年6月18日（土）　北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟5階　W517教室　15:00〜（北大史学会と共催）

■ 村本周三（北海道教育委員会）　トビニタイ文化期の石器組成について

■高瀬克範（北海道大学大学院文学研究科）　石錐の使用方法を解明する—千歳市キウス4・美々4遺跡の事例分析—　 

【第2回】2016年7月9日（土）　北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟5階　W517教室　15:00〜

 ■大島直行（北海道考古学会）　松木武彦著『美の考古学』を読む（２）

【第3回】2016年9月17日（土）　北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟5階　W517教室　15:00〜

■種市幸生（北海道教育委員会）　キテの源流について 

【第4回】2016年10月15日（土）

各種考古学関連行事と日程が重複しているため中止となりました。ご了承ください。

【第5回】2016年11月19日（土）　北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟5階　W517教室　15:00〜

■瀬川拓郎（旭川市博物館）　サハリンアイヌのミイラ習俗

■木村英明　縄文時代後期〜続縄文時代の「追葬（時差埋葬）」、「殯習俗」あるやなしや？

【第6回】2017年1月21日（土）　北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟5階　W517教室　15:00〜

■松田宏介（室蘭市教育委員会）　戦前先史文化研究における地元郷土史家の役割‐河野常吉、山内清男そして千里淳‐　　

【第7回】2017年2月18日（土）〜19日（日）　札幌学院大学　B101教室（第18回北アジア調査研究報告会と共催）（http://www.sgu.ac.jp/index.html）

参 加 費　1500円（予定，資料代含む）

参加申込　不要です。当日，直接会場へお越しください。

■2月18日（土）

【講演】

13:00-14:00　Gary Crawford (University of Toronto)　The Shangshan Culture and It's Place in the Early Neolithic

14:10-15:10　劉振東（中国社会科学院考古学研究所）　漢代墓葬制度

【研究発表】

15:15-15:40　加藤真二　中国北部の旧石器時代の装身具について

15:40-16:05　佐藤宏之　現生人類アジア拡散研究の現状: IUP・細石刃技術・礫器剝片石器群

16:05-16:30　高倉純・鈴木建治　北海道ニセコ町西富遺跡における調査

（小休憩）

16:35-17:00　笹田朋孝・L. イシツェレン・Ch. アマルトゥヴシン　匈奴の製鉄炉−2016年度の二件の発掘調査成果を中心に−

17:00-17:25　正司哲朗・臼杵勲・木山克彦・笹田朋孝・Ch.Amartuvshin・G.Eregzen・L.Ishitseren　モンゴル国における18世紀の寺院跡ズーン・フレーのデジタルアーカイブ

■2月19日（日）

【研究発表】

9:30-9:55　夏木大吾・山田哲・中村雄紀・廣松晃一・吉留平・太田圭・増子義彬・佐藤宏之・熊木俊朗　北海道北見市吉井沢遺跡第10次発掘調査

9:55-10:20　熊木俊朗・夏木大吾・中村雄紀　2016年度北海道北見市大島2遺跡発掘調査報告

10:20-10:45　中村大介，正司哲朗，ロチン・イシセレン，Eregzen Gelegdorj　モンゴル国ホスティン・ボラク遺跡の青銅器時代墓群の分布調査

（小休憩）

10:50-11:15　荒友里子　南ウラルとカザフスタンにおける青銅器時代銅生産遺跡の検討

11:15-11:40　福田正宏・M.Gablirchuk・國木田大・田尻義了・A.Shipovalov・M.Gorshkov・福永将大・夏木大吾・熊木俊朗　アムール流域における考古学的調査報告(2016年度)

（昼休み）

13:00-13:25　大塚宜明・飯田茂雄・金成太郎・長井雅史・矢原史希・櫻井宏樹・竹田　隼・舛舘辰哉・平井友理・山田貴博・石村　史　置戸黒耀石原産地の分布調査報告

13:25-13:50　高瀬克範・手塚薫・O. Shubina・I. Samarin・B. Fitzhugh・M. Etnier・A. Shepova・I. Markov　北千島占守島における考古学的調査概報

13:50-14:15 臼杵　勲・佐川正敏・松下憲一　匈奴の建造物・住居について

【第8回】2017年3月18日（土）　北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟5階　W517教室　15:00〜

■【卒論・修論報告会】岡田　原（北大4年）「涌元式土器の研究—館野遺跡出土資料の分析を通して—」